ある調査によると、60歳以上の方で
会話の頻度が「2~3日に1回」「1週間に1回」「ほとんど話をしない」という方が、男性で28.8% 女性で22.0%なんだとか。(高齢社会白書2015年)
あなたの老後はどうなりそうですか?
ひとりぼっちなあなた
60歳以上の男性の4人にひとりは、1日1回も話をしない。
上の統計はそういうことですよね。
これを見てどう思いますか?
というか、今独身で、かつ女性とのお付き合いもなく、さらに人との付き合いが得意じゃないあなたって、割とこれに近い日常を送っていたりしませんか?
僕も、自分の独身時代がそうでした。
休みの日なんか、引き籠っているわけではないですか基本ひとりで過ごすことが多く、ある日の夕方お腹が空いてコンビニでお弁当を買った時、
「温めますか?」
と聞かれたので
「ハイ」
と答えた、その「ハイ」で唇が切れたことがありました。
そう言われてみれば、朝から誰とも話をしておらず、その日の第一声が「ハイ」だったような・・・
今のあなたは、どんなに話をしなかったとしても、社会との繋がりがあります。
会社というコミュニティに属し、仕事という共同作業をしているので、極端な話し「おはよう」「お疲れさま」だけでも、人と話をする機会はあります。
だから、それほど自分の「ひとりぼっち感」に、危機を感じていないことでしょう。
でもですね、
いつぞや会社も定年になり、親や兄弟とも疎遠になった時、あなたの「ひとりぼっち感」はどうなるでしょうか。
今でさえ、友達付き合いも多くなく、結婚相手はおろか彼女もおらず、というか作ろうと思ってもそのために初対面の相手とコミュニケーションを取ることもままならず、そんな状態でいるあなたが、このまま会社というコミュニケーションから離れた時に、どれだけの「ひとりぼっち感」を感じることでしょうか。
なんとなくイメージはできていると思いますが、そういう状態になってから慌ててコミュニケーションを取ろうとしたって、そうはいかないですよ。
今、知らない人とコミュニケーションをとったり、知っている人とも円滑なコミュニケーションがとれないあなたが、どうして60歳を過ぎてから新しいコミュニティをつくることができるのでしょうか。
コミュニケーションって、一朝一夕で誰でもとれるようになるわけではなく、慣れやちょっとしたテクニックだって必要になります。
テクニックというのは、魔法的なことではなく、自転車に乗るのに必要なテクニックみたいなもの。
本来、やろうと思えば余程のことがない限り誰でも身につくものですが、やろうとする場を設けなかったり、やろうと気持ちを持たなければ、いつまで経っても身にはつかないもの。
コミュニケーションって、ずっと取ろうとしなかった人が、60歳になってから「さぁやるべ」って言ってもすぐにとれるもんじゃないんです。
しかも、その頃のあなたは(今以上に)頭も固くなっているし、プライドも高くなっているし、柔軟性もなくなっているし、今よりも新しいことにチャレンジをする気持ちも根気も技術も落ちていますからね。
たぶん・・・。
ひとりぼっちという地獄
結婚しなくちゃいけないわけじゃありません。
彼女がいないとダメなわけじゃありません。
友達が100人いないと失格なわけじゃありません。
でも、
人に想いを伝えたり、人の想いをくみ取ったりしながら、人と一緒に時間や場所を心地よいものとして共有していく、そんなコミュニケーションをとることはできるようになっておかないといけません。
そうじゃないと、
気持ちを伝える相手もおらず、あなたを気にかけてくれる人もおらず、困ったことや不安なことがあっても助けてくれる人もいない、そんな本当のひとりぼっちになってしまいますよ。
でも、みんながみんなそんなにコミュニケーション上手じゃありません。
だから、まずは手と手を取り合って生きていくことを、「永遠」ではないかもしれませんが誓い合う身近なひとりを作るため、結婚というシステムを利用する人が多いんです。
結婚を選ばない人は、人との繋がりをしっかり持って、あなたのことを無条件で助けてくれるような仲間を持っていないと、キビシイ老後が待っています。
結婚もしないけど、仲間もいない(少ない)
そんなあなたは、これから会社というコミュニケーションを失った時に、ひとりぼっちという地獄が待っています。
これは余談ですが、
「親はいなくなっても、兄妹はいる」
なんて思っている人もいるようですが、ひとつお伝えしておきます。
もし、あなたの兄妹がすでに家族を持って生活しているとしたならば、単身でいるあなたのことをイヤな意味で「心配」しているかもしれませんよ。
「ひとりぼっちでいるあなたの面倒を見るのはイヤ」なんて、あなたの兄弟の配偶者は思っているかもしれませんよ。
あなたの数少ない兄妹は、すでに新しい大切なコミュニティを作っているので、あなたの兄妹としてだけいるわけではないですから。
僕は、結婚相談所の経営をしているのですが、この問題本当にたくさん耳にします。
人と出会いましょう、人と話をしましょう
人とコミュニケーションをとりましょう。
人とコミュニケーションをとる努力をしましょう。
コミュニケーションというのがピンと来なくても、人と一緒の時間を過ごし、人と話をすることをしましょう。
会社じゃなく、親類じゃなく、あなた自体がコミュニケーションをもって人と繋がりを持っていきましょう。
それって、本当にホントに大事なことですから。
そして、それを今すぐ実行しましょう。
会社から「もう来なくていいよ」と言われ、それから慌ててコミュニティを作ろうとしたって、今コミュニケーションが苦手なあなたには、そうそう簡単なことじゃないですから。
でも、今のご時世、新しいつながりと持とうとすると、やれ「婚活」だ「恋活」だとキャーキャーしなくちゃだし、そうじゃなければ「共通の趣味」だ「異業種交流会」だって、繋がる理由を作りたがりますよね。
だから、結婚も分からんし、趣味なんかPCくらいしかないし、なんていう方には「人との繋がり」って作りづらいのかと思います。
なので、僕は定期的に「僕んち」なんていう、ただただ知らない男女が集まって飯でもしましょうみたいなイベントや、とりあえず「僕」というハブはあるので、そこから人と繋がりを持ちましょうという「スナック村木」なんていうイベントをやっています。(詳しくはこちらを)
人と出会うことに理由なんかいりません。
人と出会うことが理由であっていいと思います。
とにかくダメなのは孤立すること。
ひとりが好きなのはいいですが、ひとりでしかいられないのはとても危険なことです。
ひとりぼっちの人生って、たぶん地獄です。
そのむかし収監された堀江貴文さんは、こんなことを言っていました
「衣食住以上に、人間が人間らしく生きるためにはコミュニケーションが大事。誰にとっても 友だちや家族がいない という状況が一番つらい。そういった人たちが刑務所の中には沢山いる」
こう語り、さらに
食べ物がなければ生きていけないが、人との繋がりが無くても生きていくことは難しい。毎日食事があり、人と接する機会も多い刑務所に、実社会より「生き易さ」を感じる人は沢山いるようだ。
人と出会いましょう。
人と話をしましょう。
人とコミュニケーションをとることになれましょう。
結婚するかしないかは、あなたの自由だと思いますが、ひとりぼっちになるのだけは避けましょう。
今のうちから、新しい人と出会うことをしていきましょう。
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