自分の抱えている問題点を先に相手に話して、受け入れてくれる人とだけ付き合う。
そういうのを、出会いの場では「甘え」と言います。
ゆるちてほちい男
出会って間もない女性に、
「俺、将来独立するかもしれないけどイイ?」
「俺、かなりワガママだけど大丈夫?」
「俺、仕事忙しくてあんまり時間とれないけどごめんね」
「俺、趣味とか友達との時間も大事だから、毎週は合えないけどイイ?」
なんてことを「のたまう」男性がいます。
けれど、こんなことを言われた女性は、みんなこう思っていますからね
「んなこと知るか」
って。
これ、男性からすると「後で言ったら悪い」とか「付き合う前に理解しておいてほしい」とかそういった、いかにも「相手想い」的な気遣いのつもりらしいですが、こんなの「女性想い」でも何でもないですから。
これは、ただのビビりの甘えん坊発言です。
アタる貝とキレるバンジー
だってね、
「アタるかもしれないけどイイ?」って、見たことも無い貝に書いてあったら、あなたはそれを食べますか?
「キレるかもしれないけど大丈夫?」って、管理人なんて誰もいないような橋の欄干にロープがしばってあったら、あなたはそのロープでバンジーしますか?
間違ったって、こんな貝は食べないし、こんなロープでバンジーはしないですよね?
知らない貝を食べたらアタる可能性があるのなんて、大人なら誰でも知っています。
ボロボロのロープにぶら下がったらキレる可能性があるのなんて、大人なら誰でも知っています。
そんなリスキーなチャレンジだれがするのでしょうか?
そんなチャレンジをするパターンはただひとつ。
そこにリスクがあるのは分かっていても、それを「上回る期待」がある場合のみです。
期待や楽しみを与える前から、「アタるかもよ」「キレるかもよ」って言われたら、誰もそんなものに手を出しません。
期待や楽しみよりも、その後の苦しみの方が明確なら、そんなものには誰もチャレンジなんてしません。
女性のリスクを考える
もし、あなたと付き合うことで、あなたと結婚することで、相手の女性にリスクがあるなら。
そのリスクを先に明示して許してもらおうなんてしないで、
そのリスクを明示しても許してもらえるくらい好きになってもらおうと思ってください。
「先にリスクを伝えないで女性に近づくなんて不誠実」
そんなことを考えている男性がいたならば、その男性は99%モテないでしょう。
女性の視野は、僕たち男よりもよほど広いです。
女性の寛容さは、僕たち男より何倍も深いです。
将来の不安定さを喜ぶ女性はいませんが、好きな男性が不安定になるなら受け入れようと思う女性はたくさんいます。
会えないことを望む女性はいませんが、好きな男性と会えないならどうにか我慢しようと思う女性はたくさんいます。
何でもない男性がワガママを言っていたらアホだと思うかもしれませんが、好きでたまらない男性のワガママなら、なんとか聞こうとする女性はたくさんいらっしゃいます。
これは職場でも同様。
いつも適当な仕事をしている奴がミスったら、迷惑だと思うけれど、
信頼している仲間がミスをしたなら、全力で助けたいと思ったり。
同じことをされるにしても、
知らない相手や嫌いな相手にされるのと、知っていて関係の深い相手にされるのとでは、その受け取り方は違うものです。
自分が抱えている問題点があって、それを相手に伝えたいのならなら、相手が好意的に受け止めてくれそうな関係を築いてから伝えるのが、それが本当の優しさというもの。
自分の問題だけ先に吐き出して、受け取ってくれる人とだけ付き合おうなんて、その姿勢自体が一番面倒で嫌われるやり方なんですよ。
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