孤独死って、男性の方が圧倒的に多いのをご存知ですか?
女性の方が平均寿命が長いのに、孤独死は圧倒的に男性が多いんです。
東京都監察医務院の調べによると、孤独死をするのは
女性32%に対し男性68%
と倍以上男性のほうが多いのです。
この背景を辿れば、
男性は女性に比べ、相談する相手や心配をしてくれる相手、いわゆる友達が少ない
ということ。
ならば、なぜ男性は女性に比べ友達が少ないのか?それは、
60歳近くまで、仕事を通じて社会との繋がりをもっているため孤独を感じない。しかし、いざ定年を迎えてからひとりぼっちになった時、人との繋がりを持つことが上手にできない
ということ。
「俺は一匹オオカミで、ひとりでも生きていける」
なんてふんぞり返っていても、そこには「会社」という枠の中で、自動的に社会との繋がりを持たせてもらえていたから、本当の孤独を知らないだけ。
いざ社会から離れ、もっと言えば社会に受け入れられなくなり、親兄妹もいなくなり、そこで本当の孤独を感じたとしても、プライドが邪魔をしてどうやって友達を作ったら良いか分からない。
そんな男性って、結構多いのです。
「ひとりぼっちでも生きていける」
そんな風に考えているあなた。
あなたは、会社という温かい温かい環境の中で、生かされているだけだということに気づきましょう。
だまっていても、ひとりぼっちから回避できるような環境を与えられていることに気づきましょう。
でも、そんなのもあと数十年。
60歳を迎えたとたん、あなたは会社から、そして社会から必要とされなくなり、ひとりぼっちで放たれるのです。
あなたを求めてたくさんの人が集まってくる。
もし今あなたがそんなキャラクターなのだとしたなら、孤独にはならないかもしれません。
だって、あなたという人は、みんなから必要とされているのですから。
ただ、もし
あなたには限られた友人しかおらず、あなたが人を求めることはあっても、あなたを求める人はいないのなら。
ならば、あなたは確実に孤独の老後を過ごすことになるでしょう。
そこで感じるひとりぼっちは、それは想像を絶する地獄だと思います。
ホリエモンさんはこんなことを言っていました
「衣食住以上に、人間が人間らしく生きるためにはコミュニケーションが大事。誰にとっても 友だちや家族がいない という状況が一番つらい」
先日来日したムヒカ元大統領はこんなことを言っていました
「いちばん大きな貧困は孤独」
男性の孤独は、ある日突然やってきます。
「死ぬ時はひとりだ」なんていう言葉がありますが、「死ぬ時はひとり」なのと、「死ぬ時までずっとひとり」なのとは、孤独の意味が違います。
余生を信頼できるパートナーと一緒に過ごせるというのは、このうえない安心と幸せなのです。
僕は、結婚相談所の経営をしていますが、婚活がうまくいかず、結婚するかどうか悩んでしまう人には、いつもこんなお話をしています。


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